言語をはじめ文化や食事など、ニュージーランドではイギリスからの影響が現在でも根付いています。そのうちの一つが紅茶。多種多様の茶葉を手頃に購入することができ、有名な紅茶メーカーであるトワイニング(Twinings)は、ニュージーランド限定でNew Zealand breakfastブレンドの茶葉を販売しています。
食文化が国によって異なるように、茶葉のブレンドも国民の嗜好に基づいた特徴があります。
イギリスでは、肉や卵、揚げ物、豆、トーストなどが朝食として人気。そのため消化に良い飲み物として、当時の最も洗練された高級茶葉、キームン紅茶(祁門紅茶)から作られた特別なブレンドが生まれました。これが、English breakfast teaの起源です。
現在のEnglish breakfast teaはセイロン紅茶やスリランカ紅茶などの茶葉ブレンドで作られ、他の紅茶と比べ味が濃くて牛乳との相性も良いため、ミルクティーのための茶葉としても優れています。また、緑茶の旨み成分であるテアニンの濃度が非常に高く、集中力向上や緊張の緩和などのリラックス効果も期待できるとされます。
今日は紅茶でひと息、入れませんか?
English breakfast tea has a stronger flavor than green tea, such as the scent of freshly cut plants and vegetables, and the more fermented the leaves, the stronger the flavor becomes.
★関連記事を英語で読んでみよう。
Copper canyon. (2020). English, Irish, and Scottish breakfast teas- what’s the difference?.
Retrieved on 27th October, 2020 from https://coppercanyoncoffee.com/tea/english-irish-scottish-breakfast-teas-whats-difference/
Tea forte. (2018). What is English breakfast tea?. Retrieved on 27th October, 2020 from https://www.teaforte.com/teanotes/what-is-english-breakfast-tea
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