~学生ニュース~ 学生サポート課 定司真季さんインタビュー②

※この記事は2017年11月13日に書かれたもので、内容が古い可能性がございます。

(上記写真:日本人の学生サポートスタッフチーム)

今日は先週に続き、日本人の学生サポートスタッフ、マキさんへのインタビューをお届けします。
第1回目では、学生サポートのお仕事についてと、大変なことについてお話をうかがいました。
(第1回目の記事はこちら https://ipu-nz.ac.jp/news/1336 )

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山内 「次の質問です。マキさんは、どんな思いで毎日働いていらっしゃいますか?」

定司 「私は、環太平洋大学(IPU Japan)を卒業しました。卒業した後、心の底から、4年間この大学に通ってよかった、この大学を卒業してよかった、って思ったんです。環太平洋大学で学んだからニュージーランドにも出会え、そこに住むことになり、職も見つけ、全く新しい自分を見つけることができました。
だから、IPU New Zealandで勉強している学生の皆さんにも、1人でも多く、この大学を卒業してよかったな、って思ってもらえることを願ってサポートをしています。

大学生活って、社会に出る直前の最終学歴の場ですよね。たぶん、社会に出てからも、一番思い出に残る年月だと思うんです。大学生活4年間が充実して幸せだったら、きっと社会に出てもがんばれて、色々な困難も乗り切れると思うんです。」

山内 「ありがとうございます。私ももうすぐ卒業ですが、かけがえのない4年間になりました。大学時代を振り返る余裕はまだありませんが、このような境地にいたるのを楽しみにしています。さて。次の質問です。大学キャンパスでよくいる場所はどこですか」

 

定司 「アドミニ(事務所)とダイニングホールです。特にダイニングの丸いテーブルが好きです。四角いテーブルもありますが、丸テーブルだと、テーブルにいる全員の顔を見られて、全員が会話の輪に入れますよね。四角いと、つい横とか前の人だけと会話しがちになるから、みんなでしゃべっている感が薄いんですよね。だから、あそこがとても気に入っています。」

 

山内 「最後にIPU New Zealandのオススメポイントを教えてください。」

 

定司 「そうですね、色々ありますが、一番は“アットホームな雰囲気”でしょうか。人と人とが近くて、気軽に接することができて、友達作りが簡単なところ。例えば寮にしても、日本だと、自分の個室にシャワーもトイレも簡易キッチンもあって、あまり生活の中で接点がないことが多いですが、ここは全部共同です。起きて、コーヒー入れようかな、とキッチンがあるコモンルームに出てくると、だいたい誰かいます。顔を洗いにいっても誰かに会います。キャンパスを歩いていても、ほぼ誰かに会います。その距離感がすごくいいと思うんです。

 

山内 「確かに。図書館にこもって課題を必死でやって提出して。爆睡して起きて部屋からでたら、誰か知り合いにあって、会話して。・・・そんな毎日です」

 

定司 「学生が数千人いる大学だと、4年間通っていても知らない人がたくさんいます。でも、ここで知らない顔はないです。話したことがなくても、見たことはあります。IPU New Zealandの学生だってわかるというか。だから、しゃべったことがなくても、なんとなく知り合いという感じがします。1回すれ違ったときにHello と言えば、もう友達、というか。この雰囲気はIPU New Zealandでしか味わえないと思います。」

 

山内 「確かに、インドネシアの学生なんか、ほぼ初対面なのに、『Hi, Bro (兄弟)』って声をかけてきますよね。同感です。貴重な話をたくさん聞くことができました。今日はありがとうございました。」

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ご自身もニュージーランドで学んだこともあり、海外の大学で学ぶことの楽しさも、時々直面するつらさもわかっている定司さん。彼女の朗らかで人懐っこい性格、最後まで責任を持って一生懸命助けてくれる真摯な姿勢のおかげで、学生たちがとても彼女を頼りにしています。また、日本語を話すことができない大学スタッフからの信頼も厚く、彼女の周りにはいつも誰かがいる、そんな感じがします。
大学のキャンパスでマキさんを見かけたら、お気軽に声をかけてください。

(インタビュー:4回生 山内 翔央 / 編集 日本事務局 川本)