今回は、イースターについて紹介します。
ニュージーランドではそろそろ子どもたちにとって待ちに待った時期がやっ
てきます。なんだか分かりますか? そう、イースターです!
3月30日金曜日から4月2日月曜日までイースターホリデー祝日により、大学も閉まります。
イースターとは、もともとキリスト教徒にとってとても大切な復活祭でした。
彼らが信じ、崇拝するイエス・キリストが死の国から三日ぶりに舞い戻って
きた記念すべき日なのです。
今では本来の意味が忘れられつつありますが、
祝福する、という点においては今もまだ変わっていません。
IPU New Zealand がある、ここニュージーランドでもイースターを祝います。
イースターの時期になると、イースターエッグを見かけます。
イースターエッグとはもともと復活祭に出される装飾を施されたゆで卵のことをさします。
しかし、今では一般家庭でゆで卵が出て来ることは少なく、代わりにスーパー
には卵の形をした、チョコレートが色とりどりに並べられ、売られて
います。卵は生命の誕生と同時に死を表す象徴でもあるため、イースターに
は欠かせないものとなっています。
子どもたちは庭や広場に隠された小さなイースターエッグを一生懸命、探
します。一部ニュージーランドの地域ではこれを一家庭規模でやるのはもっ
たいない、と地域のイベントとして開催しているところもあります。
もちろん、IPU New Zealand でも同じようなイベントが生徒会主催のもと開
催されます。新たな新入生と在校生が一緒になってキャンパス内に隠された
イースターエッグを探します。きっとこのイベントを通してキャンパスの
事をよりよく知ったりまた新たな出会いもたくさんあることでしょう。