IPU New Zealandとパーマストンノース市役所の共催で、HOPE (Hiroshima Our People and Experiences)と題したイベントを開催

※この記事は2020年8月20日に書かれたもので、内容が古い可能性がございます。

2020年8月6日、IPU New Zealandとパーマストンノース市役所の共催で、HOPE (Hiroshima Our People and Experiences)と題したイベントを開催しました。


このイベントは、広島に原爆が投下されてから75年を迎えた節目の日に、広島県三原市と姉妹都市であるパーマストンノース市で原爆の残酷さや平和の尊さを共有し、次世代へ伝えていくことを目的にIPU NZの学生、教職員が中心となって企画したものです。
当日会場となったGlobe Theatreには小林弘裕 駐ニュージーランド大使、グラント・スミス パーマストンノース市長をはじめとするご来賓の方々、そして多くの地元の方々が足を運んでくださり、75年前に広島で何が起こり、人々がどのような経験をしたのかを伝える貴重な機会となりました。
プログラムの核となったプレゼンテーションでは、広島出身で自らが被爆三世であるIPU NZの4年生、川野泰画君(クラーク高校広島キャンパス出身)が被爆されたご祖母様の体験談を交えながら全て英語で発表を行い、会場の聴衆に力強いメッセージを発信しました。

プレゼンテーション後の聴衆からの質問コーナーではIPU NZ日本研究学科で日本語を学ぶLogan Keene君、Jaimee Curtinさんが英語から日本語への通訳をしてくれました。
またIPU NZからパーマストンノース市役所へ広島に関する資料を寄贈したほか、三原市副市長のメッセージ代読を片岡優希さん、折り鶴の説明を田中綾乃さん、地域の子どもたちによるダンスパフォーマンスをIPU NZダンスチームがそれぞれ担当し、全てのプログラムでIPU NZの学生達が活躍してくれました。
イベント終了後には広島名物のお好み焼きや寿司が振舞われ、小さなお子さんからご年配の方まで様々な年代の方が国境を越えて交流を深める時間となりました。
また後日、IPU NZの学生、教職員が地域の方々とともに完成させた千羽鶴を三原市役所に贈りました。
IPU NZでは今後も地域コミュニティと連携しながら教育活動を行っていく所存です。

※当日のイベントの様子を下記リンクよりご覧いただけます。
https://www.facebook.com/IPUNEWZEALAND/videos/721765718666635