ファザーナ・ガウンダー博士が名誉ある「Indian Indenture Legacy Award」を受賞

※この記事は2021年5月18日に書かれたもので、内容が古い可能性がございます。

本学のファザーナ・ガウンダー博士が名誉ある「Indian Indenture Legacy Award」を受賞しました。

ガウンダー博士によるこれまでの「年季奉公労働(Girmit:サトウキビ栽培のためにフィジーに入植した年季契約移民制度)に関する研究」が認められ、Fiji Girmit Foundation of New Zealandから「Indian Indenture Legacy Award」を受賞しました。

ガウンダー博士の近年の研究実績には「集合的記憶、アイデンティティ、および奴隷制と年季奉公の遺産(2021)」、「植民地時代と植民地時代後の健康、医学、病気の社会的側面(2020)」、「女性、ジェンダー、そして奴隷制と年季奉公の遺産(2020)(共同著作)」などがあり、

これらの成果が認められ、彼女はユネスコの世界記憶遺産“年季奉公プロジェクト”の国際委員会にも任命されています。

ガウンダー博士はIPU New Zealandの研究担当副学科長として「日本とニュージーランドの高等教育比較分析」や「英語・日本語教育」などをテーマとしたIPU環太平洋大学との共同研究に取り組んでおり、コロナ禍においてもオンラインなどを活用して2つのキャンパスの研究活動にも大きく貢献しています。